妊活・妊娠・育児中の共感の輪を広げる漫画メディア・あるある本舗へようこそ!
あるある本舗は、
- ママになりたい人(妊活中)
- ママになる人(妊娠中)
- ママになった人(育児中)
が思わず「あるある!」「わかるー!」「そう!それなの!」と共感する、あるあるネタ満載の共感型漫画メディアです。妊活・妊婦生活・子育てに疲れたときの心の拠り所として、楽しくて、面白くて、ホッと一息つけるストレスフリーな空間を提供します。
あるある本舗の目指す世界
妊活・妊娠・育児中にストレスを感じない社会をつくる
あるある本舗の2つの存在意義
1.妊活・妊娠・育児中の人たちの心の拠り所になる
当初の想定を上回るペースで人口減少が進んでいる日本において、妊活・妊娠・育児を頑張ってくれている人たちの日々のストレスを和らげて、心の拠り所となる。
2.グループサイト「葉酸サプリクラブ」を知ってもらう
妊活~妊娠初期にサプリでの摂取が国から推奨されている唯一の栄養素「葉酸」。あるある本舗の活動を通じて姉妹サイト「葉酸サプリクラブ」を知ってもらい、商品数が多すぎて難解な葉酸サプリ選びの手助けをする。
なぜ、あるある本舗をつくったのか

というわけで、ごあいさつが遅れました。あるある本舗運営責任者の笹目と申します。
2013年から葉酸サプリの比較サイトを運営していますので、ご存知の人もいるかもしれません。
ここからは、私が新しくあるある本舗をつくろうと思ったきっかけをお話しさせていただきます。
世界の歴史上、類を見ないスピードで日本の人口が減っている
まだコロナが襲来する前の私は、毎月1回大型書店に通うのが習慣になっていました。
さかのぼること、2017年11月。いつものように池袋の三省堂書店に立ち寄ったとき、「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」というセンセーショナルな本が平積みになっているが目に入って、思わず手にとりました。
その衝撃的な内容に食い入るように立ち読みしたあと、「じっくり読みたい」と、自宅に帰ってからAmazonでKindle版を即購入。(三省堂書店さんごめんなさい)

本の内容を一言で言うなら、「世界の歴史上、類を見ないスピードで日本の人口が減っていって、このままだと日本という国家が存続できなくなる」というものです。
これは、決して著者が大げさに煽っているのではなくて、内閣府が発行する「少子化社会対策白書」でも次のように警鐘を鳴らしています。
深刻さを増す少子化の問題は、社会経済に多大な影響を及ぼし、新型コロナウイルス感染症を乗り越えた先にも存在し続ける国民共通の困難である。この困難に真正面から立ち向かい、子どもや家族が大事にされる社会への転換が急務である。
引用:令和2年版少子化社会対策白書
結婚しない人も国難に立ち向かわなければいけない
現在、私は独身です。昔と違って、人々の価値観の多様性が尊重される時代です。「結婚しないのは自由。誰かに迷惑をかけるわけでもない」と思っていました。
ですが、結婚をしないことは、人口減少、少子化の促進に加担していることに気づきました。人口減少問題は、国民全員が向き合わないといけない「国難」なのに、私は何も向き合っていなかったのです。
実際、内閣府の「少子化社会対策大綱」にも、次のように書かれています。
少子化の進行は、(中略)、結婚しない人や子供を持たない人を含め、社会経済に多大な影響を及ぼす。時間的な猶予はない。今こそ結婚、妊娠・出産、子育ての問題の重要性を社会全体として認識し、少子化という国民共通の困難に真正面から立ち向かう時期に来ている。
引用:少子化社会対策大綱(令和2年5月29日閣議決定)
人口減少・少子化社会は、私のような結婚しない人や子供を持たない人にも影響が及びますので、「自分は結婚しないから関係ない」なんて他人事のような考え方では日本の未来はありません。
結婚していない私でもできることは何か
日本に生まれ、日本で育ち、日本で生涯を終える予定なら、このまま何もしないで傍観するわけにはいきません。
「日本の未来のために、人口減少社会に対して何かやらなければいけない」そんな危機感というか使命感のようなものがフツフツと沸き立ちました。
自分でもよくわからないのですが、日本人の遺伝子レベルでそう組み込まれているのだと思います。
そこで、結婚していない自分にもできることはないか考えました。婚活を始めるとか個人的なことではなくて、もっとたくさんの人たちに影響を与える活動をしなければ、人口減少問題は解消されません。
1ヶ月に渡っていろいろと考えました。考えて考えて、結論が出ました。それは……、
すでに結婚して妊活・妊娠・育児を頑張ってくれている人たちをサポートする場をつくって、日本の合計特殊出生率(1人の女性が一生のあいだに産む子どもの数)の引き上げに間接的に貢献することです。
そのための、妊活・妊娠・育児を頑張ってくれているすべての人たちを応援する場として、「あるある本舗」を立ち上げることにしました。
あるある本舗をつくったもうひとつの理由
妊活・妊娠を経験したことがある人ならご存知の栄養素・葉酸。
私は、そんな葉酸を補給できる葉酸サプリの比較サイト「葉酸サプリクラブ」の運営を2013年10月に始めました。2017年12月5日までは、葉酸サプリを探している人なら、誰もが知っているようなサイトでした。
ところが、2017年12月6日にGoogleの検索アルゴリズムが変わって、葉酸サプリクラブの訪問者数は半分まで落ち込んでしまいました。
その後、何度もリカバリを試みるものの、2018年8月に第2波、2020年1月に第3波の襲来を受けて現在は虫の息です。

葉酸サプリクラブは、私が魂込めてつくった自信作です。「葉酸サプリの商品数多すぎる。どれを選べばいいのかわからない」と迷ってしまう人たちの道しるべとしてつくりましたので、たくさんの人に見ていただきたいです。
そのため、Googleの検索順位をリカバリするのは諦めて、Googleに依存しない姉妹サイトをつくることにしました。姉妹サイトの活動を通じて「葉酸サプリクラブ」の存在を知ってもらう。それが「あるある本舗」をつくったもうひとつの理由です。
問題点:妊活・妊娠・育児中のストレスが半端ない
「少子化社会対策白書」に挙げられているような経済的な支援や環境の整備は、国の施策に期待するしかありません。「国がやらないことで、自分でもできることはないか?」とリサーチを開始しました。
結婚後の女性の心理を知るために「妻のトリセツ」を買ってみたのですが、

次のようなことが書かれていました。
周産期から子育て中の女性は、ホルモンバランスが激変していくので、生体ストレスが半端ない。
周産期とは妊娠22週以降から生後6日までですが、見た目は変わらないのにつわりがしんどい妊娠初期もストレスは相当大きいはずです。また、妊活中も精神的なストレスやプレッシャーを感じるはずです。
実際に妊活、妊娠、育児経験のある女性200名にアンケートを取って検証してみました。結果は次のようになりました。

育児中のストレス割合(99%!)には劣りますが、やはり妊活中もストレスを強く感じる時期であるとわかりました。
次に、妊活、妊娠、育児中にストレスをより感じたことがある人のうち、「ストレスを減らせるサービスがあったら利用したいか」聞いてみました。

今度は、逆に妊活中の割合が最も大きくなりましたが、妊活、妊娠、育児、いずれの期間中も「ストレスを減らせるサービスを利用したい」というニーズがあることがわかりました。
調査期間:2020年8月18日
調査手法:インターネット調査
調査対象:妊活、妊娠、育児経験のある20歳~49歳の女性200名
調査結果:スプレッドシート
どうすればいいのか→あるある体験談を提供する
では、ストレスを減らせるサービスとして何を提供すればいいのか。同じく「妻のトリセツ」を読むと次のようなことが書かれていました。
女性脳の最も大きな特徴は、共感欲求が非常に高いことである。「わかる、わかる」と共感してもらえることで、過剰なストレス信号が鎮静化するという機能があるからだ。
(中略)
面白いのは、他人の経験であっても、共感して感情の見出しがつけば、自分の体験と同じように扱える点だ。他人の体験談を「とっさの知恵」に変えるのが、共感という行為なのである
つまり、共感できる「あるある体験談」を提供することが、妊活・妊娠・育児中のストレスを和らげるのに効果的であるとわかります。
あるある体験談がもたらす5つの効果
妊活・妊娠・育児のあるある体験談は、次のような効果をもたらします。

- 共感:「うんうん!」「そうそう!」「わかるわかる!」と共感してストレスが減る
- 笑顔:しんどい気持ちを笑いで吹き飛ばす。楽しく読めて息抜きになる
- 安心:「自分だけじゃなかった!みんな同じなんだ!」と安心する
- 勇気:「みんながんばってる。自分も頑張ろう!」と勇気づけられる
- 理解:結婚していない人やパートナーが、よくある出来事や気持ちを知るバイブルとして
よくある育児漫画との違い:さんま御殿方式を採用
あるある体験談は、より伝わりやすく楽しめるように「漫画」「イラスト」化することで、体験したことがない人でもイメージがわいて疑似体験することが可能となります。
ネット上では、イラストレーターさんが自身の子育て記録を漫画にした「育児漫画」がすでに人気です。あるある本舗の場合、メディア運営者である私は結婚すらしていないため、自身の体験談を漫画にすることはできません。
そこで、あるある本舗では、自身の経験談をマンガにするのではなくて、
- 体験談:一般募集
- 作画:イラストレーター
という分業制にして、あるある漫画の制作に読者のみなさんから体験談を募集する形を取りました。「踊る!さんま御殿!!」の「ひと言体験談」のコーナーのようなものです。
さらに、各体験談には妊活・妊娠・育児経験の豊富な有識者によるコメントも掲載していきます。
妊活あるあるを扱うことの是非について
あるある本舗では「育児あるある」「妊娠あるある」はもちろん、「妊活あるある」も取り扱います。妊活あるあるに関しては、正直取り扱っていいものか悩みました。
なぜなら、妊活は妊娠・育児以上にセンシティブなテーマだからです。人に気軽に相談できないような真剣な悩みごとを、漫画にして面白おかしくネタにしていいものか、とても悩みました。
そこで、妊活あるあるを世に出して喜んでもらえるのかどうか、妊活経験者100名にアンケートを実施しました。
調査期間:2020年7月1日~7月2日
調査手法:インターネット調査
調査対象:妊活経験のある20歳~49歳の女性100名
調査結果:スプレッドシート

結果は、77%が「妊活中に妊活あるある漫画を見てみたい」との回答でした。一方、2割強は「見たくない」との回答がありました。
ですが、8割近い人が喜んでくれるなら、公開するべきだと判断しました。(「妊活あるあるなんて見たくない!」という人は、あるある本舗にはアクセスしない、Twitterアカウントはブロックする、などの対策をお願いします)
あるある本舗が提供するあるある体験談は、必要としている人にだけ届けて、必要な人だけ楽しんでもらいたいと思っています。
あるある本舗は妊活・妊娠・育児中の心の拠り所を目指します
というわけで、あるある本舗では妊活・妊娠・育児中のみなさんが遭遇する出来事を表現した「あるある漫画」を通して、
「あるある!そうそう!」
「みんな同じだったんだ。自分だけじゃないんだ」
と共感できて、笑えたり、元気が湧いたり、気持ちが楽になったり、勇気づけられる。そんなホッと一息つける「心の拠り所」を提供していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!
あるある本舗
運営統括責任者/編集長